GREEN KEWPIE担当者に聞く！キユーピーのアレルギー対応、開発裏話

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一般向け「HOBOTAMA」の反響から見えた、「GREEN KEWPIE」への道

「HOBOTAMA」の一般発売後、見えてきたのは、この商品を強い熱量で受け取ってくださっている意外な人々の存在だったそう。

「「HOBOTAMA」を食卓に取り入れた、と反響をくださったのは、私たちが予想していた”アレルギーっ子当人”たちではなく、親御様をはじめ、ご祖父母、ご親戚、友人の方々。周りの方々がアレルギーっ子のことをとても気にかけて日々生活されている姿をうかがうことができた結果でした。また、”「食を楽しみたい」という一生懸命な強い思い”を感じる結果でもありました。

その他、環境に配慮した食生活を選択しているヴィーガン・ベジタリアンの方々も2割ほど見受けられ、需要の幅広さとこの商品の重要度を再認識しました。」

反響から見えてきた、植物性由来商品への圧倒的な支持と、その気持ちに応えるように湧き上がってきた「もっと皆様の食卓を豊かにしたい」という想い。これらがキユーピーの担当者をさらに突き動かすこととなります。

新規ブランド「GREEN KEWPIE」を立ち上げ

2023年3月。満を持して、新規ブランド「GREEN KEWPIE」がローンチされました。”サステナブルな食”を展開する新しいブランドとして独立させることで、より多くの食の多様性に対応できるようになっただけでなく、スーパーなどでも探しやすく、手に取りやすい環境を整えたのだそうですよ。（なお、「GREEN KEWPIE」はグローバルブランドとして世界も見据えていることから、ブランド名を英語名にしたそうです。）

また、立ち上げ後、「GREEN KEWPIE」ブランドへリニューアルした「HOBOTAMA」と、新商品「植物生まれのごまドレッシング」「植物生まれのシーザーサラダドレッシング」を第一弾として商品発売を開始しました。

2024年2月、「植物生まれのマヨネーズタイプ」など第二弾商品の発売へ

「GREEN KEWPIE」のローンチから約1年。キユーピーのメイン商品である”マヨネーズ”の植物由来バージョン「植物生まれのマヨネーズタイプ」と、パスタソース「植物生まれのボロネーゼ」「植物生まれのカルボナーラ」の3品が2024年2月15日に発売されました。これらの商品が登場したことにより、サラダはもちろん、大豆ミートと組み合わせで、さらに食卓に可能性と彩りを添えることが可能になりました。

よりターゲット層が広いからこそ「個人」利用を見据えた商品展開を

「GREEN KEWPIE」の商品ラインナップは、家庭用サイズというよりは「使い切りがしやすい量」で作られているものが多いのが特徴。また、味わいも、例えば「植物生まれのマヨネーズタイプ」では、「キユーピーエッグケア」よりもさらに一般のマヨネーズの味わいに近づけているのも、アレルギー対応商品とは異なってくるポイントとのこと。

この「違い」の背景には、このブランドを手に取ってくださるお客様の裾野を広げていきたいという想いがあるのだそうです。

「「GREEN KEWPIE」は、何かの食志向・制限がない方にも楽しんでいただきたいと思っています。目指したいところは”気づいたら食べていた”くらいの生活への取り入れ度です。

また、ファミリー利用が主なアレルギー対応の商品に対して、「GREEN KEWPIE」は、植物＝野菜でできているという背景から（コレステロールゼロ、食物繊維豊富、ローカロリーである魅力もあり）個人の健康面のメンテナンスを狙った購入意図が考えられるのでは？と想定しております。

そのような購入者を意識し、「植物生まれのマヨネーズタイプ（205g)」は、一般の「キユーピーマヨネーズ（450g）」や「キユーピーエッグケア（305g）」に比べ、使い切りやすい少量サイズで販売しているのも、こだわっているポイントなんですよ。」と教えてくださいました。

「”食を楽しむこと”を諦めない」。その気持ちを支えるキユーピーの挑戦に今後も期待！

いかがでしたか？今回は、キユーピー株式会社のアレルギー対応＆「GREEN KEWPIE」商品のご担当者様へ実施したインタビューの模様をお届けしました。驚きのエピソードや、明日から活用したいお役立ち情報まで、盛りだくさんの内容でしたね。今後も新たな商品展開が期待されるキユーピーに、引き続きご注目ください！

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