こんにちは。管理栄養士アレっ子ママのちかです。7歳の息子と4歳の娘に卵アレルギーがあります。経口免疫療法をされている方でしたら、自宅負荷で困ることと言えば、「食べて欲しい量を食べてくれない」というのも1つあるのではないでしょうか?今回は、食べやすく作るコツとして、卵1個分を使ったお好み焼きをご紹介します。
ホットケーキでチャレンジ!
息子の卵の自宅負荷は、卵黄をクリア後、全卵をつなぎにしたホットケーキで負荷を進めていました。ホットケーキのレシピは通院先の病院から教わったもので、通常のホットケーキの作り方よりも、できる限り小さくなるように考えられたものでした。
自宅負荷でのストレス要因…それは。
しかし、1個分の卵で作るのは通常よりは小さいとはいえ、食べるにはけっこう大きいサイズ。平日は保育園や学校の帰宅後、夕食前に食べることになるため、その点でも量の問題はストレスでもありました。
さらに、年長の夏、負荷試験の際に症状が出て入院となった経験があり、息子がホットケーキを食べることに抵抗がでてしまったため、気分を変えてお好み焼きで作ってみることにしました。
お好み焼きを小さく作るポイント
お好み焼きの粉は市販の粉を使いました。また、一般的なレシピではなく、極力小さく作るために、作るたびに少しずつ調整してできるだけ小さくしていきました。
◼️いつも私が作っているお好み焼きレシピはこちら
【材料(全卵1個分)】
- 全卵 1個
- キャベツ 約30g
- お好み焼きの粉 25~30g
- お好みの油 少量
【作り方】
- キャベツはお好みの大きさに切る(わが家は短かく太めの千切り)
- ボウルにキャベツ、全卵、お好み焼きの粉を入れる。
- 全体を混ぜ、固い場合は水を少量加えて調整する(生地がぽてっと落ちるくらいが目安)
- フライパンを熱して薄く油をひき、生地を入れる。
- 蓋をして弱火~中火で片面約5分、返して蓋をして約5分焼いて完成。
※火加減、焼き時間はご家庭のコンロにより調整してください。
*ちなみに…
一般的なお好み焼きの粉の他に、特定原材料7品目不使用のお好み焼きの素も活用できます。
食べやすいサイズで親子でストレス軽減
お好み焼きを小さく作ることで、息子は平日も、夕食前でも食べやすく助かっています。
目的の量に切ってラップに包み冷凍することで、毎回焼く手間をかけずに、手軽に食べられますし、何より息子が飽きずに続けられていることがよかったと思っています。
自宅負荷のレシピの1つに
いかがでしたか?今回は、我が家で実践している卵の自宅負荷のレシピについてご紹介しました。卵の自宅負荷でお困りの方は、レパートリーの1つとして、ぜひ試してみてくださいね。
小2息子、4歳娘に卵アレルギーあり。元病院管理栄養士として、2000人以上の栄養指導経験あり。現在はアレっ子ママ専門管理栄養士として活動。
アレルギーがあってもできることに目を向け、楽しい経験を増やしたいをモットーに、お話会や卵・乳・小麦を使わないおやつレッスン、腸内環境に基づいた体質改善のためのレッスンなど開催中。
▷Instagramアカウントhttps://www.instagram.com/chika_allergy_mama