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Experiences / 体験談,  ブログ

アレルギーっ子の入園準備〜書類編〜

こんにちは。卵白・小麦・乳アレルギーがある次女と食物アレルギーのない長女の母の、ながはらさおりです。

我が家は4月から、食物アレルギーのある次女が1才クラスで保育園に入園するため、入園準備を進めています。

今回は、前回の記事「アレルギーっ子の入園準備〜情報収集編〜」に続き、「アレルギーっ子の入園準備〜書類編〜」の体験談を書かせていただきます。

食物アレルギー関連で提出した書類は3種類

by PhotoAC / 画像はイメージです

入園前の面談で私が保育園に提出した、入園児に食物アレルギーがある場合に記載する書類は3種類ありました。

保育園が決まった際の入園説明会で事前に書類を受け取り、娘の食物アレルギーの主治医に依頼・相談して作成し、提出しました。

※保育園からは、これらの書類に沿ってアレルギー対応(食事や投薬など)を行うので、主治医と相談して記載してきてくださいとのことでした。
※保育園によって提出する書類の種類や様式は異なるので、あくまでも我が家の場合の体験談としてご参考になさってください。

保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表

食物アレルギーの治療の主治医に依頼して作成していただく書類です。食物アレルギーの病型や処方薬、保育園生活で留意してほしい事などを記載してもらいます。

娘の場合は、「緊急時に備えた処方薬」の欄で、アレルギー反応が出た時に備えて内服薬を預けるため「内服薬(抗ヒスタミン薬、ステロイド薬)」に○をつけてもらいました。

その他には、「給食・離乳食」の欄で「管理必要」、「食物・食材を扱う活動」の欄で「原因食材を教材とする活動の制限(卵)」「調理活動の制限(卵)」と記載してもらいました。

医師による与薬の指示書

こちらも食物アレルギーの治療の主治医に依頼して作成してもらう書類です。画像は東京都足立区のものを引用させていただきましたが、ほぼ同じ様式の書類でした。

保育園からは「この書類が無いと園で薬を飲ませることができないので記入してきてもらってください」と説明を受けました。

娘の場合は、日頃アレルギーの反応で蕁麻疹などが出た時に備えて、抗アレルギーの粉薬を処方されています。そのため、保育園でも蕁麻疹が出た時に同じ薬を飲ませてもらえるように、与薬時間の欄に「その他(蕁麻疹出現時)」と主治医に記入してもらいました。

与薬依頼書(保護者記入)

こちらは保護者が記入する書類です。私の場合は、先ほど紹介した「医師による与薬の指示書」よりも、さらに詳しく情報を記載しました。

具体的に書いたこと

どのような症状が出たら薬を与えてほしいか
→蕁麻疹が出た場合、好発部位は顔、お腹、脇の下、腕。
※「食後2時間程度までに症状が起きやすいため、午睡前、13時、14時のタイミングで症状が出ていないか確認をお願いしたい」と記載。

薬の飲ませ方
→粉薬をそのまま飲めないので、少量の水で溶いてください。

症状が出た際の連絡
→①母に連絡(携帯または会社)※いつかけてきていただいてもOKです!
 ②保育園の連絡アプリで症状の写真を共有
(③必要に応じてお迎えや様子をみていただくなど対応をお伝えさせていただきます)

※症状が出た際の連絡については、薬の与薬内容ではありませんが、症状が出た場合この書類を職員の方が見ることを想定して記載しておきました。

☆ポイント

「※いつ(電話を)かけてきていただいてもOKです!」と一言添えたことです。

アレルギーっ子を育てる先輩ママさんに入園前の面談でのアドバイスをいただいた際、「保育園は保護者に電話したら怒られると思っている場合もあるから、子どもが少しでもいつもと違うと思った時に連絡をしてもらいやすいように、こちらはいつ連絡してもらってもOKです!(むしろ大歓迎!)のスタンスを伝えておくと良いよ」と教えていただいたので、書類にも記載しました。

大変だけど、しっかり。書類の準備!

保育園の入園準備〜書類編〜、いかがでしたか?

ご紹介した書類は、後日、入園前のアレルギー対応に関する面談の際に園の先生にお渡しして、口頭でも説明・不明点などの確認をさせていただく予定です。

入園前の情報収集や書類の準備をしていて思ったのは、「保育園にお願いしたい対応は必ず事前に書面で伝えておいたほうがいい」ということです。今回お伝えした書類を作成する背景として、保育園側では、予め伝えられていない対応をして何かあったときに責任を負えないのだと思います。そのため、書類などの記録に残る形で、保護者の私たちが前もって自分の子どもに起こりうる事態を想定して、保育園に共有しておく必要があるのだろうなと思いました。

今回の記事が、入園準備や園・学校生活で少しでもご参考になれば幸いです。

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