体にうれしいこと。地球に優しいこと。
どちらも大事だけど、食事の楽しみやおいしさも大切にしたい。
そんなブランド『BEYOND FREE』。
ラインナップは20種類を超え、新しいおいしさを届けてくれています。
今回は『BEYOND FREE』チームの丸山さんと小笠原さんに
『BEYOND FREE』の開発裏話と今後の展開についてお聞きしてきました。
※最後にAllecolle読者様限定クーポンあり
―『BEYOND FREE』ブランドの生みの親でもあるテーブルマークさん。メイン商品や事業の始まり、御社が目指しているところなどを教えてください。
小笠原:テーブルマークは冷凍食品やパックごはんなどをお届けしている会社です。前身は1956年に創業した“加ト吉水産”という会社です。2010年にテーブルマークという会社名で事業を開始し、『冷凍うどん』をはじめとした、お弁当のおかずやお好み焼などの幅広いラインナップの冷凍食品を取り揃えております。皆さまに目にしていただく機会が多いのは家庭用になりますが、実はホテルやレストラン 、学校や保育園の給食でもお取り扱いいただいており、パンやデザートなどの業務用の冷凍食品も扱っております。
今年は主力商品である冷凍うどんが50周年を迎え、2025年にはパックご飯が30周年を迎えます。私たちは『食事をうれしく 食卓をたのしく』といったパーパスを掲げ事業を進めております。冷凍さぬきうどんで例えると、“職人の技を工場に落とし込むことでいかに美味しい商品を便利な冷凍食品としてお届けできるか”というところを考え続けています。
―テーブルマーク公式ホームページ内にある“アレルギー情報を検索”できる仕組みはいつからありますか?
丸山:『BEYOND FREE』立ち上げ前からあります。お客様の声から、アレルギー情報を検索する仕組みができました。
―食物アレルギーのある私たちにとってありがたい仕組みです。
この機能があることで、新たに発見できる商品も多いんじゃないかなと思いました。
丸山:お客様相談センターに「これってアレルゲン含まれていますか?」「この小麦のアレルゲン表示は醤油由来のものですか?」など、アレルギーに関してのお問い合わせをいただくことは多くあります。そういった経緯から、検索機能を設けています。
加えて我々テーブルマークでは、アレルゲンを加えるリニューアルはしないよう気を付けています。卵にアレルギーのあるお客様が、商品に卵が含まれていないから食べていたのに、メーカーの都合でリニューアルして卵入りになった、となると困りますよね。そのため社内方針でリニューアル時にアレルゲンを追加するという方法は行わない、と決めています。(新商品として発売することはあります。)作る側としては大変なこともありますが、お客様にご迷惑をおかけしてはいけないというポリシーのもと日々製品開発しております。もちろん『BEYOND FREE』も考えは同じです。
―次に、『BEYOND FREE』ブランドを作ることになった経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?
小笠原:テーブルマークではブランドを立ち上げる前から学校給食等の業務用商品を中心に、特定のアレルゲンを使わない商品を販売してまいりました。そんな中、「アレルギーの有無にかかわらず一人一人のお客様が食べたいものを自由に選択できる社会を実現したい」「みんなが笑顔で同じメニューを楽しめる食卓を作っていきたい」という思いから、一般のご家庭にも商品をお届けできるよう特定の食材をカットしながら本格的な味わいを提供する『BEYOND FREE』を立ち上げました。
丸山:BEYOND FREE では一般のお客様にも商品を楽しんでいただきやすいように、一歩先の手の込んだ一食完結型の米粉麺を使った「野菜まぜそば」や「担々麺」や自分で作るのはなかなか難しいスイーツとして「ロールケーキ」等のラインナップを取り揃えています。
BEYOND FREE は、アレルギーのある方もない方も、全員が食べられる商品を提供することを最終的に目指しています。
―実際に商品化するまでに苦労した点や一番思い入れの強い商品はありますか?
小笠原:一番思い入れの強い商品は、“ロールケーキ3種(プレーン・チョコ・アールグレイ)”です。こちらは開発までに3年の歳月をかけ、専門の研究チームが開発技術を駆使し試行錯誤の開発のうえ、“しっとり・ふわふわ”に出来上がった商品です。
丸山:身近に食べられるケーキ、ということでロールケーキの開発に挑みました。焼きあがったロールケーキの生地を丸めるときに表面が割れてしまったり、試食してみると食感のパサつきが気になったりと試行錯誤が続きました。
シンプルだからこそ難しいロールケーキでしたが、「卵・乳を使わずにふわふわ感やクリームの濃厚さを表現する」という課題を乗り越え完成しました。
―お客様や周りの方からの反響はいかがですか?
小笠原:ありがたいことに、嬉しいお声をたくさんいただいております。「アレルギーをお持ちの」お子様には手作りのお菓子を食べさせている親御さんたちが多いようで「卵や乳を使わないのにどうやってケーキを作るの?」と驚いている声もありました。独自の実食を交えた調査でBEYOND FREEのロールケーキを召し上がっていただいた結果、プレーンでは92%の方が、チョコでは98%の方がおいしいと回答をいただきました。岡田シェフにも「口の中での一体感がいいですよね。スポンジの柔らかさ、クリームの解け具合、バランスよくマッチしていました。」と評価いただきました。
―BEYOND FREE のロールケーキと玄米ブレッドのおすすめの食べ方はありますか?
小笠原:BEYOND FREE のロールケーキは、10分自然解凍という手軽さで、おいしく召し上がっていただけます。そのままでも十分美味しいですが、フルーツを盛り付けて、デザートプレートやパフェとして食べていただくのもおすすめです。
玄米ブレッドは、熊本県産の玄米を主原料としたシンプルな味つけですので、好きなおかずを挟んで惣菜パン、豆乳の液に浸してフレンチトースト風、などのアレンジがおすすめです。料理研究家の方に伺ったところ、米粉をベースにつくられているので、きんぴらごぼうやひじきなどの和風のメニューとの組み合わせもおすすめしていただきました。
―新商品情報やお知らせがありましたらお願いします。
小笠原:7月30日より、“こんにゃく米とお米で作った炒飯”がリニューアルされ更に美味しくなりました。卵・乳・肉類不使用※1ですが、次世代サステナブル素材の「おからこんにゃく🄬」が卵やお肉のような食感を生み出しています。食べ応えがありながらコレステロールはゼロ!一般的なチャーハン※2と比べてカロリーが約25%オフ・塩分が約28%オフの嬉しい設計に仕上げることができました。リニューアル前も好評でしたが、酵母エキスを独自ブレンドした調味技術により塩分を抑えながらも満足感のあるおいしさの実現に成功しました。
※1 本品製造工場では卵・乳成分を含む製品を生産しています。
※2 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 チャーハンと比較(100g当たり)
丸山:“こんにゃく米とお米で作った炒飯”は電子レンジで約4分あたためるだけの簡単調理。お客様からは、「子どもが学校から帰宅後、塾に行くまでのわずかな時間でもすぐ作れて、食べてもらえる」とスピード提供できる喜びの声もありました。
現在はご飯ものだけでなくスイーツの開発も進めておりますので楽しみにしていただけると嬉しいです。
―『BEYOND FREE』の商品はどこで購入できますか?
丸山:現在はオンラインやイベントでの販売のみですが、今後はより多くの方に手に取って頂ける機会を増やしていきたいと考えております。
Allecolle読者限定クーポンプレゼント
今回、テーブルマークさんよりAllecolleの読者の皆様限定で
“送料無料クーポン” をプレゼント
していただきました!
ご希望の商品をカートに追加後、支払い画面で
【ALLECOLLEFREE】
をご入力ください。
※2024年9月30日まで有効な限定クーポンとなります。
※本記事のご紹介内容は、公開日時点の取り扱いラインナップです。最新情報については、メーカーの公式ホームページまたはお問い合わせにてご確認ください。
※アレルゲンおよびコンタミネーションについては、商品ページおよび商品パッケージをご確認ください。詳しい情報についてはショップ公式窓口宛にお問い合わせください。