小学校1年生のアレルギーっ子母・カオリです。子どもが保育園や小学校に通いだすと、お弁当を作る機会が一気に増えますよね。アレルギーの状態によっては毎日必要になるご家庭もしばしば。「あぁ、明日はどうしよう」と悩む時間は意外と多く、ふと疲れを感じることはありませんか?
当初は必死のお弁当作りだった
当初の意識レベルは高かったです。食べる事は、身体を作る事。アレルゲンに気を遣い、身体に良いものを取り入れ、栄養バランスを考慮し、皆の給食に似せるべくコピーおかずを模索する…『できるかーい(笑)』
私は早々に諦めました→そこで使い始めたのが簡単食材です。今回は“ラクして使えるおすすめ品”についてご紹介します。
◾️やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック
言わずと知れた冷凍食品の代表格です。小麦・卵・乳は使われていません。パッケージの裏側にもしっかり表記があるところが素敵。(製造工場では、小麦・卵・乳を含む商品を製造されているのでご注意ください)若鶏の一枚肉のみを使用し、なんと手作業で衣付けして揚げておられるそうです。お肉がとても柔らかく、とにかくジューシー。にんにく臭もなく、たくさん食べられます。
特定原材料等28品目:大豆、鶏肉
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◾️まるごとおいしい太ちくわ
噛むごとに甘みがある、子どもも大人も美味しいちくわです。ちくわにありがちな卵も含まれていません。でんぷんも使わずに、しっとり柔らかな弾力があります。子どものおやつに丸々1本を「ほいっ!」と渡せてしまうありがたさ。がっつりとした太さで、食べ応え抜群。皮の香ばしさも良く、おつまみにも最適。中に好きな物を詰めたり、炒めることも煮ることもできるし、お弁当には欠かせない品です。
特定原材料等28品目:なし
◾️シャウエッセン
大人気あらびきウインナーです。焼いても良し、茹でても良し。この特有のパリッと感は止められません。ちなみにベストの茹で時間は3分です(公式サイトより)。薄い皮から、はじけてあふれ出すジューシーな旨味。製造工程で一度火にかけられているとのことで、実は生でも食べられます。お弁当にするならば火はかけた方が安心ですが、こちらも子どものおやつに「ほいっ!」(笑)
特定原材料等28品目:豚肉
◾️カレーの壺 マイルド
パッケージに書いてあるとおり、あっという間に本格カレーの味になります。味の種類は「オリジナル」「マイルド」「スパイシー」の3種類。「マイルド」でもスパイスの味はするので、お好みで調整下さい。水分に溶かせばカレーになります。お弁当おかずとしてのオススメの使い方は、炒め物の隠し味や、お肉・お魚を漬け込んで焼くなど。いつもとちょっと違う味にしたい時にもってこいです。
特定原材料等28品目:なし(カオリ調べ)
【番外編】ジップロック スクリューロック
イチオシの保存容器です。容量の種類は「730ml」「473ml」「300ml」の3種類。わが家の場合、300mlがちょうどおかず1人分になります。液体が漏れにくく、冷凍も電子レンジ(加熱時に蓋は閉めない)も可能。おかずを作る時にわざとたくさん作って、余りはこれに詰めて冷凍し、必要な時にレンジでチン。それだけで一気に時短できます。きれいに段積みができるので、冷凍庫にも納まりが良いです。
やったらわかる解放感
利用してみた結果、わが子の好物が増えました(笑)
アレルギーがあると、食べられるものを探すのに時間がかかります。しかもやっと見つけた品が気に入ってもらえなければ役に立ちません。そして舌が敏感な彼らは、苦手なものが多いという現実。なので軽い気持ちで取り組みます。OKが出たらラッキー。
ゆとりが生まれると元気になれる
「既製品=悪いもの」という意識もあり、なんとなく躊躇してしまうところもありますが、時には少し頼ってみるのも良いかもしれません。パパママの自由時間や心の余裕を保つのも大事なこと。できたゆとりを子どもと過ごす時間にあて、”余白”のある毎日を送れるようになれば元気になれますよ。
「アレルギーを理由にできない事は、アレルゲンの摂取(接触)のみ」という考えで、アレルギーのある子どもを育ています。たくさんの経験をさせる事と、命を守る事の両方を同じくらい大切にしたいです。
インスタグラムなどにてアレルギーコミュニティ「DESSA(デッサ)」を運営中。