こんにちは、アレっ子の娘を持つママで『発酵食品ソムリエ』の静香です。
我が家の娘にはアレルギーとアトピーがあり、お肌の状態が”いい時”と”悪い時”を何度も繰り返してきました。肌の環境は腸内環境にも関係している、という話も見聞きしており、娘のために「腸に負担のかからない食事」を学ぶうちに、一般的なクリスマスメニューはどうしても腸への負担が多く、いつも罪悪感が頭の片隅にありました…。
現在は『発酵食品ソムリエ』として活動し腸に優しい食事も作れるようになり、葛藤もだいぶ和らぎました。そこで今回は、我が家で活用している「ちょい足し発酵食品レシピ」についてご紹介します。
そもそも、なぜ発酵食品がいいの?
私たちの腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌の3種が存在します。そのバランスが崩れ悪玉菌が多くなってしまうと私たちの体は様々な不調を引き起こします。そのため、発酵食品で善玉菌が活発に活動できるようにしてあげたいのです。
また、私が今回お伝えするのは発酵食品の中でも「麹」を使った料理ですが、「麹」には様々な酵素が含まれるので分解酵素により消化を助けてくれます。それだけでなく、食物繊維が善玉菌のエサとなってくれたり、酵素の力で旨味もアップさせるので、お料理苦手さんでも美味しく仕上げられるんですよ!
【厳選】おすすめの「麹」使用レシピ3選!
そんな腸に優しい「麹」。ここからは、食卓の見方になってくれる「麹」を使ったおすすめレシピを3つご紹介します!
① 醤油麹のドレッシング
【アレルゲン】特定原材料28品目中:小麦(醤油※アレルギー対応でないものを使用した場合)
【材料】
・醤油麹 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ2~3
【作り方】
材料を全てボウルに入れてしっかり混ぜたら完成! お好きなサラダにかけて食べて下さいね。
② 玉ねぎ麹のカボチャスープ
【アレルゲン】特定原材料28品目中:大豆(豆乳)
【材料】
・カボチャ 1/4個
・玉ねぎ 中1/2個
・玉ねぎ麹 大さじ2
・豆乳 300ml
・水 200ml
【作り方】
1、カボチャと玉ねぎを火が通りやすい大きさに切る。
2、鍋にカボチャ、玉ねぎ、玉ねぎ麹、水を入れて火にかける。
3、カボチャと玉ねぎが柔らかくなったら滑らかになるまでブレンダーにかける。
4、豆乳を加えて沸騰直前まで温めたら完成 。
*お好みでパセリやクルトンなどを添えるとワンランクアップします。
③ 豆乳味噌マヨグラタン
【材料】
鶏もも肉 1枚
玉ねぎ 1/4個
カブ 1個
ピザ用チーズ
塩麹 大さじ1
*味噌マヨソース
味噌 大さじ1
マヨネーズ 大さじ3
豆乳 200ml
※ほうれん草やブロッコリー、しめじなど、お好みの野菜を入れてみて美味しいですよ。
【作り方】
1、鶏肉を一口大に切り、塩麹大さじ1を揉み込む。
2、玉ねぎは5mm幅、カブはくし切りにする。
3、フライパンにオーリーブオイルを敷いて、鶏肉、玉ねぎ、カブを炒める。火が通ったら耐熱皿にうつす。
4、ボウルに味噌、マヨネーズを入れて混ぜ合わせたら、豆乳を少量ずつ入れて溶かす。
5、4を3の耐熱皿に注ぎ上からチーズをかける。
6、200℃のオーブンで20分焼き、焼き目が付いたら完成。
イベント続きの冬を麹で家族みんな元気に
いかがでしたか?今回は腸内環境にも良い働きをしてくれる「麹」と、「麹」を使用したおすすめレシピ3選をご紹介しました。
クリスマス、お正月とイベントが続く冬は、暴飲暴食で食生活も乱れがち。我が家も以前は暴飲暴食の結果、体には負担がかかり胃が痛くなる、お腹を下す、肌が荒れるなど様々な不調に悩まされていました。「麹」を取り入れた生活をし続けて家族の体調不良がぐんと減りましたので、「麹」の良さをみなさんに少しでも知っていただけたら嬉しいです。
せっかくの楽しいイベントを存分に楽しむためにも、今回ご紹介した「麹」を使った、体にも嬉しいパーティーメニューをぜひお試しいただき、罪悪感の少ないひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
神奈川県在住。8歳、5歳、0歳の3児のママをしています(2023年12月現在)。結婚前は幼稚園教諭をしていましたが、子どもとの時間を大切にしたいと思い妊娠を機に退職。長女は生後7ヶ月で小麦・卵のアレルギー診断を受け、知識ゼロからのスタートで途方に暮れていましたが、アレルギーと向き合って7年目で付き合い方もわかってきたので、現在、「過去の自分のようにアレルギーに悩むママの力になりたい!」と活動中。オンラインで麹講座を開催してます。