こんにちは。卵(元小麦・乳)アレルギーっ子の2才次女がいる、管理栄養士ママさおりです。
今回は、アレルギーっ子も楽しめるファミレスの中から、我が家のおすすめの『デニーズ』の、低アレルゲンメニューや卵不使用メニューなどをご紹介します。(本文内写真:by ながはらさおり(管理栄養士)。)
※アレルゲンを含むメニューの内容は変更される場合もあるため、飲食される場合は必ず最新情報をご確認ください。
『デニーズ』とは?
『デニーズ』は、関東・中部地方を中心に317店舗ある、セブン&アイ系列のファミリーレストランです。個人的なデニーズのおすすめポイントはこちらです。
- お店の居心地が良い
- 店員さんの対応が丁寧
- 子連れに優しい(おむつ替えシート、子ども椅子、使い捨てエプロン、子ども用カトラリー、待ち時間に遊べる子ども用冊子など有り)
- 料理が美味しい
デニーズの『低アレルゲンメニュー』とは?
デニーズのおこさまメニューには、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生(ピーナッツ)・えび・かに)を使わない、「低アレルゲンメニュー」のページがあります。
メニューは、
- 低アレルゲンプレート(アレルギー:豚・りんご)
- 低アレルゲンバーガープレート(アレルギー:豚・りんご)
- 低アレルゲンケーキ(アレルギー:大豆・ゼラチン)
の3種類があります。
アレルゲンメニューの内容は?
「低アレルゲンプレート」は、お子さまランチ仕様のプレートで、ご飯、ふりかけ、ハンバーグ、ウインナー、野菜、リンゴジュースの構成です。
「低アレルゲンバーガープレート」は、低アレルゲンプレートのご飯が、米粉パンになっているもので、ハンバーグをはさんで食べることができます。
低アレルゲンケーキは、いちご味のクリームが挟んであるケーキです。
提供時に感動!アレルギーっ子に配慮した工夫3つ。
①保護者向けチェックカードと低アレルゲンメニューシール
アレっ子の外食時の不安要素の1つに、お店側の提供ミスによるアレルゲンの誤食があるかと思いますが、デニーズで低アレルゲンメニューを注文すると、注文したメニューの写真が載ったカードを渡されます。メニューが届いた時に、保護者の方がこのカードを見て、提供される内容が写真と同じかどうか確認できるようになっているんです。
また、提供されるお皿には「低アレルゲンメニュー」と書かれたシールが貼ってあるため、初めて注文した時には「こんな工夫があるのか!」と感動しました。
実際に、今回注文した時に、ふりかけがついていなかったという提供ミスがあり、このカードのおかげで気付くことができました。
②個包装のカトラリー
低アレルゲンプレートを注文すると、個包装のカトラリーがついてきます。洗浄時のコンタミネーションも、アレっ子の外食時の不安要素の1つのため、細やかな配慮がされていると感じました。
③紙パックで提供されるりんごジュース
おこさまメニューの飲み物は「おこさまドリンクバー」があるのですが、低アレルゲンプレートを注文すると、紙パックのりんごジュースがついてきます。
ドリングバーでの他の飲み物の混入(例えば乳飲料など)も、アレっ子の外食時の不安要素としてよく耳にするので、紙パックで提供してもらえると安心です!
通常メニューで発見!卵や乳製品不使用メニュー
デニーズのメニューブックには、全てのメニューに特定原材料7品目と、特定原材料に準ずるもの21品目(現在特定原材料のくるみもこちらに記載があります)の記載があります。そのため、低アレルゲンメニュー以外にも、該当するアレルゲンが使われていないメニューを選ぶことができます。
(※コンタミネーションについては製造・調理過程などで混入する可能性があると記載があるので、各自でご判断ください。)
例えばこんなメニューが食べられる
一般のおこさまメニューのおこさまランチやコーンスープ、フライドポテトには、卵の記載が無いため、我が家の卵アレルギーの次女も食べる事ができます。フライドポテトは子どもたちのリクエストで毎回一緒に注文しています。
乳児向けのベビーフード(特定原材料不使用のしらすの雑炊)もあるので、こちらも次女が1才未満の時によくお世話になりました。
大人メニューにも、卵・乳不使用の大豆ミートを使った「ゼロミートハンバーグ サラダ仕立て」や、卵不使用「抹茶白玉ミニパルフェ」などがあります。
パフェはデニーズの代名詞なので、卵不使用のパフェがあることは嬉しい発見でした!
アレルギーっ子も外食を楽しめる!
『デニーズ』のアレルギーっ子も食べられるメニュー、いかがでしたか?ちなみにデニーズでは、50周年を記念し2024年の5月〜8月の2・22日に、おこさまメニュー6品(低アレルゲンメニューは含みません)が、アプリのクーポン利用で50円になるキャンペーンを行っています。
参考:https://www.7andi-fs.co.jp/7fs/pdf/240419.pdf?0420
我が家もこのタイミングを含めてデニーズをよく利用させていただいたり、他の外食チェーンなどでも、低アレルゲンメニューやアレルゲン不使用メニューの情報をインスタグラムなどで見つけると、機会を見つけてはアレっ子次女も一緒に外食を楽しんでいます。
これからも、アレルギーっ子が安心して利用できる外食のお店が増えることを願っています。
卵(卵黄は可)・小麦・乳アレルギーがある次女と、食物アレルギー無しの長女の母です。食物アレルギー対応の簡単時短こどもごはん情報をInstagramに投稿しています。本職はファミリー向けメディアの管理栄養士としてコンテンツの制作監修など。パラレルキャリアで卵・小麦・乳・ナッツ不使用の米粉パン教室を不定期開催しています。https://instagram.com/jitan_rinyushoku/