こんにちは。卵白・小麦・乳アレルギーがある次女と食物アレルギーのない長女の母の、ながはらさおりです。
そろそろ保育園の入園準備を始める方もいらっしゃる時期でしょうか。我が家は4月から、食物アレルギーのある次女が1才クラスで保育園に入園予定です。まだ入園先が決まっていないので、園と連携した具体的な準備はできていませんが、できる範囲での情報収集を始めています。
今回は、私が現在行っている「保育園が決まるまでの間にできる、アレルギーっ子の入園準備〜情報収集編〜」をご紹介します。
ネットやSNSで見られる情報や体験談に目を通す
私がまず最初に行ったことは、ネットやSNSで見られる信頼できる情報の中から、「保育園での一般的なアレルギー対応の方法」や「面談で聞くべきこと」などに目を通すことです。
アレルギーっ子の保育園入園で参考になりそうなサイト・SNSアカウント
以下は、私が現在目を通しているサイトなどです。ご参考になれば幸いです!
■『保育所におけるアレルギー対応ガイドライン (2019 年改訂版)』(厚生労働省)
現在全国の保育所でのアレルギー対応で使われている、厚生労働省から出ているガイドラインです。
園の職員の皆さんも、このガイドライン(もしくはこのガイドラインを元に作った資料等)を見て日頃の対応を行ってくださっていると思われるので、どのような事が書かれているか知っていると面談やアレルギーの症状が出た時などの参考になるかもしれません。
■『知って!食物アレルギー』保育園や幼稚園、学校での生活(株式会社明治)
多彩な食品でお馴染みの株式会社明治のホームページに掲載されています。
「入所(園)・入学までに必要な手続きなど」
「集団給食の食物アレルギー対応で知っておきたいこと」
「その他の集団生活での注意」
について、具体的な内容が書かれていて参考になります。
■『入園・入所準備マニュアル』(認定NPO法人(特定非営利活動法人)アレルギー支援ネットワーク)
入園準備について、面談までにまとめておくべき情報や、面談時に確認すべきことなどが具体的に書かれていて参考になります。
■アレルギーっ子先輩ママさんの体験談『アレルギーコミュニティ【DESSA(デッサ)】』
Allecolleでも体験談記事を書かれている、食物アレルギーがある小学1年生のお子さんを持つカオリ氏のインスタグラムアカウントです。
食物アレルギーに関連する、園での生活や入学準備の体験談がリアルで参考になります。
アレルギーっ子ママの交流会に参加してリアルな情報を得る
ネットやSNSでの情報収集に加えて、2〜3月には、アレルギーっ子ママやアレルギー関係者の交流会(オンライン・オフライン両方)に複数参加予定です!
よりリアルな情報を得たり、質問したいことが出てきた時に聞くことができるため、参加を決めました。
アレルギー関連の交流会(私が参加したことがあるもの)
■『Table for Talk』(テーブル・フォー・トーク、ニッポンハム)
食物アレルギー対応食品でお馴染みのニッポンハム「Table for All 食物アレルギーケア」さんのコミュニティ「Table for Talk」では、時々オンラインやオフラインの座談会などが開催されるので、よくチェックしています(開催時期:不定期)。
コミュニティの掲示板でも気軽に質問や閲覧ができるので、参考になりますよ♪
■『アレルギーっ子 アレルギーっ子パパママとのおしゃべり会/zoomおしゃべり会』(アレルギーナビゲーター©️細川真奈)
Instagramページはこちら>>>
公式サイト(株式会社イートイズ)はこちら>>>
本メディア「Allecolle」の編集長で、アレルギーナビゲーター®︎の細川真奈氏が開催されているおしゃべり会です。zoomのオンライン開催もあり、子どもがまだ幼かったり、開催場所が遠い場合も参加しやすいのが助かります♪
主催本人が小さい頃から複数のアレルギーを持たれており、パパママの視点だけでなく患者本人の視点の体験談が聞ける点も参考になります。
アレルギー対応食品のお土産BOX付きを選べるのも嬉しいポイントです!お土産がもりもり入っていて、色々な商品を知るきっかけにもなっています♪(開催時期:不定期)
■『あつまりでっさ/おしゃべりでっさ』(アレルギーコミュニティ【DESSA(デッサ)】)
先に体験談の欄でもご紹介した、アレルギーコミュニティ【DESSA(デッサ)】のカオリさんが開催されているおしゃべり会です。あつまりでっさ(オフライン)・おしゃべりでっさ(オンライン)があります。
魅力はなんといっても、カオリさんの人柄と体験談の収穫量です!
参加されているみなさんが話しやすい雰囲気作りや聞き方が絶妙で、皆さんの体験談をどんどん引き出してくださり、参考になる情報を沢山得る事ができますよ♪(開催時期:不定期)
保育園が決まってからの動きを想定しておく
保育園が決まったら、入園まであまり時間がありません。予め、動きをある程度想定しておこうと考えています。
下記はあくまでも一例ですが、ご参考になれば幸いです。
◾️保育園が決まるまで
・情報収集や、一般的にアレルギー対応に関連したどのような書類の提出が必要か知っておく
・主治医に保育園での対応や薬について相談、必要が有れば血液検査の予約など
・アレルギーに関して園にどのようなことを確認・共有するか考えておく
◾️保育園が決まったら
・提出書類の確認、主治医に記載を依頼しに行く
・アレルギー対応について面談などで確認・質問
・可能であれば園内のアレルギー対応の備品や導線などを見せてもらう
・緊急時の対応について園や家庭で共有しておく
できるだけ不安を減らすために
アレルギーっ子の入園は、園の対応や情報共有がどのように行われるか、アナフィラキシーが起きた場合適切な対応をしてもらえるかなど、不安なことは色々あります。
ただ、私たちが子どもだった頃と比べて考えると、国のアレルギー対応ガイドラインが策定され、自治体・園単位でもアレルギー対応マニュアルを作成する所も増えており、アレルギーっ子とその親を取り巻く環境は年々安全で過ごしやすいものになりつつあるのだろうと推察します。
私の妹は保育園で調理師をしていますが、忙しい日々の業務の中でも、アレルギーへの対応は命に関わる事なので職員全体で特に気をつけて取り組んでおり、妹の勤務する園ではアレルギー対応の研修もあると言っていました。
これから我が子の食物アレルギーに対応してくださる園の職員の皆さんには日々感謝の気持ちを忘れないようにしようと思うと同時に、できるだけ自分の中の不安を減らすために、情報収集をこまめにして、アレルギー対応が園任せにならにようにしていきたいと考えています。
不安や疑問に思った時は、園以外にも、主治医やコミュニティや自治体など、相談できる場所が複数あることを頭の片隅に入れておき、入園準備をすすめていこうと思います。
卵(卵黄は可)・小麦・乳アレルギーがある次女と、食物アレルギー無しの長女の母です。食物アレルギー対応の簡単時短こどもごはん情報をInstagramに投稿しています。本職はファミリー向けメディアの管理栄養士としてコンテンツの制作監修など。パラレルキャリアで卵・小麦・乳・ナッツ不使用の米粉パン教室を不定期開催しています。https://instagram.com/jitan_rinyushoku/