こんにちは!大学生の娘と息子がいるヨーコです。息子には幼い頃から様々なアレルギーがあり、現在は乳製品とピーナッツにアレルギーがあり、除去をして生活しています。
今回は、私と子供達を成長させてくれて、ママ友という言葉では言い表せないかけがえのない出会いを与えてくれた幼稚園での出来事を書きたいと思います。
どのような園かというと…
全園児を合わせても100人程度の小さなキリスト教系の園で、来るもの拒まず、国籍も様々。ハンディキャップがある子、息子のようにアレルギーがある子など、分け隔てなく受け入れてくれる園です。幼い頃からそのような環境にいると差別がない子に成長してくれるように感じ、とても魅力的に思いました。
手作りも大好きで、様々な行事で先生や母達が総動員で手作りをします。子供たちも、包丁を使っての〈こどもクッキング〉や、設計図から自分で考えて、ノコギリやら金づちやらを使い、作品を作りあげる〈木工〉もやります。(我が子たちは椅子を作りました。)
園バスもなく、いくつかのコースの集合場所に先生が迎えに来て、そこから歩いて園まで向かいます。先生が先頭で最後尾は当番の親がついて行きます。このような園だと学年関係なく親も子も知り合いが増えていきます。
幼稚園時代までは心の根っこが育つ時期
TVで観たのか本で読んだのか…うろ覚えなのは私らしい(笑)のですが、”幼稚園時代までは心の根っこが育つ時期“という言葉は深く心に刻まれていて、この幼稚園に出会った時に
「ここだ!ここしかない!」
と強く思いました。
勉強系は一切やらず、ただひたすら全力で遊びますが、生活に密着していて、〈生きる力〉を学べるような気がしたのです。
また、ここに集まる母達も個性的でとても魅力的な方たちばかりでした。
先輩母からの忘れられない言葉
ある日、私が病気になってしまった時、どこから聞きつけたのか、先輩母から電話がかかって来ました。
「子供たちのお弁当は私が作って幼稚園に送っていくから、よーちゃん(私のこと)は着替えだけさせて、寝てて!」
というのです。
この頃は、この土地に引っ越してきてまだ間もない頃。
今までそんなことをしてもらったことのない当時の私は
『そんな親切なことをしてもらったらお返しは何をどうした良いのだろう』
などと、半分怯えていましたが(笑)
その先輩母は、
「私も1人目の時には先輩母に助けてもらったの。その時に〈お返しは、今、私にではなく、次の世代のお母さんを助けてあげることがお返しよ!〉と言ってくれたの。それが今なのよ〜♪だからよーちゃんも次の世代の人にお返しをしてね!」
と言うのです。
「か、カッコいい!!!!!」
もう腰から砕けそうになりました。
「はいっ!私もそういう人になります!!!」
心に誓いました。
そんな方々が盛りだくさんに集まる幼稚園なのです。アレルギーの息子に食べられる手作りお菓子をくれる方も1人や2人じゃありません。愛にあふれています。
怪獣時代の子育て。苦楽を共にした幼稚園時代の友達とは絆が強い。
いかがでしたでしょうか…?強めな特色のある園だと思います(笑)
側から見ると「大変そう…」と思われる方もいるかもしれませんが、中に入ると愛にあふれ、助け合い、一生懸命で、その後の私の子育て人生に役立つことばかりの最高の幼稚園でした。
あれから15年。それほど年月が経っても、いまだに良くつるむのは幼稚園時代の母たち。
「ホントよくやったよねー!!」
と話は尽きません。
親も子も相性が合う幼稚園選びを!
実はこの園に辿り着くまでにたくさんの園を見学したり、プレ幼稚園に参加したりしました。
それぞれの幼稚園に特色があります。親も子も相性があると思うので、開放されている時に是非たくさんの園に足を運んでみてください!素敵な出会いが待っていると思います。そして、楽しい幼稚園ライフを送ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大学生(娘)、高校生(息子)の母。
息子が生後7ヶ月、乳製品でアナフィラキシーショックを
起こしたことをきっかけに食物アレルギーの世界に足を踏み入れる。
お笑い大好き!
辛いことこそネタにして笑い飛ばして前に進む!
そんな生き方目指しています。
旅行会社8年、給食調理員6年の勤務経験あり。