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Experiences / 体験談

【アレっ子ママ必見】小学校入学前の学校とのやりとり

入学前の準備

新しい生活のスタートとなると、親子共に先が見通せず不安になりますよね。私自身も「小学校での給食がどこまで対応してもらえるのか」「どんな対応なのか」など、分からないことだらけで不安でした。色んな情報も出てくるけど、やはり地域や学校によって対応が違うので、結局は自分の子どもの通う学校の詳細がわからず、漠然とした不安がありました。

しかし、実際入学する頃には娘の入学に対しての不安はかなり減っていました。というのも、『事前の面談』によって自分が不安に思っていたことが一つ一つ解決して、スッキリした気持ちで入学を迎えることができたからです。

不安を解消してくれた事前面談

面談の様子

実際に事前の面談がどんな風に行われたのかお伝えしたいと思います。

まずは11月に行われる「就学時検診」で学校に行った際に、アレルギーがある人は栄養士の先生との個別に相談を案内されました。その日に書類をいただき、その場で記入して後日面談の日程の連絡をいただくことになりました。

実際の面談日は2月。個人的にはもう少し早い時期にやっていただいた方が不安な時間が少なくて済んだなぁ…と思うので、もし不安に感じられる方は早めに面談できないかを学校に問い合わせてみるのも良いかもしれません。

実際に2月の行われた面談では校長先生、栄養士の先生、養護教諭の先生と行いました。
「娘のアレルギー症状がどれくらいの量でどんな反応が出るのか」など細かい説明をして、「症状がどの段階での連絡が必要か」といった内容を先生と確認をしました。娘の場合は、口周りに出たあと2時間半後に呼吸器に出てアナフィラキシーを起こす可能性があるため、念のため口周りに出た段階では連絡をいただくようにしました。

給食対応について

症状についてお伝えした後、実際の給食対応のお話をしていただきました。娘は(面談当時は)卵のアレルギーのみなので、除去食での対応が可能ということでした。娘の通う地域の給食は、加工品には元々”卵・乳は使われていない”ため、親子丼などの”卵自体を使うようなメニュー”の日はアレルギーの子には別途対応メニューを用意してくださる、とのことでした。ちなみにパンもすべて”卵不使用”です。

また、毎月の給食メニュー確認に関しては…
事前に学校側から配布→家庭で卵の含まれるものをチェック→栄養士の先生にお返し→再度チェック→家庭で給食表を保管する、という流れになっています。

※私の住む地域の場合、市の給食のサイトで給食のアレルギー確認ができるようになっています。サイト情報については、面談の際に教えていただきました。お子さまが通う学校の給食メニューが学校からの配布資料以外にどこかで確認できるか否かも、面談で確認しておくと良いと思います。

エピペンやお薬などについて

その後はエピペンや痒みが出たときの内服薬のお話になり、「ランドセルのどこに入れておくのか」などを先生と打ち合わせしました。

(娘の場合は学校で除去食を用意していただけることもあり、)物品として準備したものといえば、学校に持って行く用の「エピペンケース」くらいでした。夏の暑さには弱いエピペンを守るため、ケースは保冷バックのようになっていて、暑い時期は保冷剤を入れれるようなものを用意しました。

そのほか、娘自身に「給食で卵が使われる日は除去食になること」を伝えたり、「もしも学校で少しでも体の違和感を感じた際は我慢せず先生に伝えて大丈夫だ」ということをお話ししました。

伝えている内容を「当たり前のことでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもにとって小学校は、初めての環境・初めての先生・初めてのお友達…という”初めてだらけ”の世界。そんな場所に飛び込んで行くわけですから我慢してしまう可能性も十分に考えられます。ですから、私はきちんと娘にお話をすることにしたのでした。

最後に

もしお仕事をされているなど家庭のご事情で、放課後に学童など利用する予定の方は、そちらでのアレルギー対応に関しても別途確認しておく必要があると思いますのでお忘れなく…。

ちなみに我が家の場合は、学童の利用はあるものの、お菓子が提供される時間の前には帰宅することになっているため、念のため、娘のアレルギーに関しての情報をお伝えはしましたが、細かいお話はあまりしていません。