こんにちは。
大学生の娘と息子の母、ヨーコです。
息子には幼い頃から様々な食物アレルギーがありました。現在でも乳製品とピーナッツを除去した生活を送っています。
今回の私の体験談のテーマは『外食』です。息子は重度のアレルギー持ちでしたが、我が家にはアレルギーのない娘がいたことや、私の交友関係も広かったので、外食の多い家庭だったと思います。
そんな私たちがどんなお店に行けたのか。友達ともよく行ったお店のメニューを中心にご紹介します。
幼稚園〜小学校時代:この時期は本人が学ぶことも多い
◯フードコート◯
この頃からいまだにお世話になっているフードコート!
選ぶお店が違っても、友達と一緒のテーブルで楽しめるのがいちばんの魅力。
最大の危険は、そのまま席を使うこと。当時の息子は接触でも症状が出る重度のアレルギー。どこに潜んでいるか分からないアレルゲンから身を守るため、座る前にテーブル・椅子など、触りそうなところは自前のウェットティッシュで拭きまくることが恒例でした。
その様子を見た友達が、理解して協力してくれたことがとても嬉しかったです。一緒にテーブルや椅子を拭いたり、危険の多いゴミ箱に息子を近づけないよう、友達の子供達がゴミ捨てに行ってくれたり…そんな気遣いには本当に感謝しかありません。
中学校〜高校時代:友達のみで出掛けることも多くなる。事前に家族で店を試しておくと安心!
◯サイゼリア◯
サイゼリアは家族でもよく行くお店。
通常メニューでも食べられる品が多く、息子にはテンションの上がるメニュー。ファミレスではお子様用低アレルゲンメニューばかりだったので、大人向けたっぷりメニューが食べられることが嬉しかったのでしょう。
息子が良く頼んでいたのは下記のメニューです。(他にも食べられるメニューはあります)
またサイゼリアのフリードリンクのジュースディスペンサーに乳製品を含むものが少ないこともサイゼリアの魅力です。初めてジュースディスペンサーを自分で利用した息子は大喜びでした。
《卵、乳製品、ピーナッツ不使用》
⚫︎イカの墨入りセピアソース
⚫︎ペペロンチーノ
⚫︎ペンネアラビアータ
⚫︎カリッとポテト
《乳製品、ピーナッツ不使用》※卵使用
⚫︎辛味チキン
⚫︎ポップコーンシュリンプ
◯餃子の王将◯
餃子の王将は近所にありよく利用するお店。餃子を持ち帰りにすることも。
息子が店舗で良く頼んでいるのは下記のメニューです。
《卵、乳、ピーナッツ不使用》
⚫︎春巻き
⚫︎ライス
《乳、ピーナッツ不使用》※卵使用
⚫︎餃子
⚫︎焼きそば
大学生時代〜現在:把握していなかったので聞いてみました。『世界の山ちゃん』と『ボドゲカフェ』ですって。
この記事を書くにあたり「最近は友達とどこに食べに行っているの?」
と息子に尋ねたところ
「最近はねー『世界の山ちゃん』と『ボドゲカフェ』に行ったよ!」
「ん⁈ボドゲ…?何だって??」
ボドゲカフェとは、ボードゲームカフェのことだそうで、息子が行った店は、食べ物の持ち込みは可能なんですって!(飲み物の持ち込みは不可)
コンビニで食料を調達して楽しんだそうです。
『持ち込み可』というアレルギーフレンドリー?な対応に私は興奮してしまい「ボドゲカフェの写真はないの?」
と息子に尋ねましたが「何で写真??」とのつれない返事。
くーっ!そんな素敵な場所。
いつか私も潜入したい!
おひとり様でもボードゲームは楽しめるのかしら??
今までを振り返って:役に立っている様々な経験
いかがでしたでしょうか?
外食は時にハードルが高く、悩ましいことも多いですが、振り返ってみると幼い頃からの失敗や喜び、周囲からの優しさの体験が息子の人間形成に大きく関わっており、彼にとっての社会勉強になったと感じています。
友達と外食を楽しめている大人になった息子を見られることが、親としては何より幸せに感じることです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この体験談がほんの少しでも皆様のお役に立てることがあれば、大変嬉しく思います。
※文章中の内容は2024年6月のものです。フランチャイズの店は、独自メニューがあることもあります。コンタミも含め、ご自身での確認・判断をお願いいたします。
大学生(娘)、高校生(息子)の母。
息子が生後7ヶ月、乳製品でアナフィラキシーショックを
起こしたことをきっかけに食物アレルギーの世界に足を踏み入れる。
お笑い大好き!
辛いことこそネタにして笑い飛ばして前に進む!
そんな生き方目指しています。
旅行会社8年、給食調理員6年の勤務経験あり。