こんにちは。鉄道大好き!ハウスダストアレルギーの子鉄長男と、卵・乳製品の食物アレルギーを持つアレっ子次男の母、ごはんです。
大晦日ですね。1年を締めくくる大仕事であり1年の始まりの大事なお食事、「おせち」は、冷蔵庫や廊下で眠っていますか?我が家はここ2年、「スイーツおせち」と「普通のおせち」の2種類を用意しています。もちろん、2024年用も用意しています。
なぜ2種類もおせちを用意することになったのか?悩みながら辿り着いた、ごはん家のお正月スタイル、是非ご覧ください。2024年のお正月から取り入れられる方法もご提案していますので、よろしければお試しください。
おせち料理、子どもウケいまいち問題
お正月と言えば「おせち料理」。私は大好きですし、子供達にも日本の文化を伝える大事な機会と考えています。色とりどりのおせち料理が詰まったお重は美しくて華やかで…。
開けるまではいいんです。開けて「わ~!」っとなった後です。「僕、いらない。」と、ぷいっとそっぽを向いてあっちに行ってしまう正直なアレっ子次男。栗きんとんやいくら、角煮など好みに合うものからどんどんなくなっていき、段々と「残り物を食べる感」が出てくる食卓の雰囲気…。
1年の始まりくらい、みんなで「わー!美味しそう!!パクパク!」と笑顔で最初から最後まで食べきりたいと思っていた私の目に、魅惑の単語が飛び込んできました。それが…
「スイーツおせち」
です♡
「スイーツおせち」って?
「スイーツおせち」とは、文字通りお重の中にスイーツが詰まったおせちです。クッキー缶のようにクッキーをぎゅうぎゅうに入れたり、ケーキやティラミスを入れたりと、特にお作法はないようです。お正月らしい飾りを入れたり、紅白や市松模様、干支といった色や形でお正月らしさを出すことが多いようです。
想像してみてください。あの重箱にぎっしりと大好きなケーキやクッキー、フルーツが詰まっている様子…♪大人も子供も「わーっ!!」と笑顔になると思いませんか?
我が家のスイーツおせち
それでは我が家のスイーツおせちをご覧いただきましょう!まずは初めての2022年お正月のスイーツおせち。
▪️2022年
初年度ということで勝手が分からず、色々なお菓子を用意しましたが、色合いを考えて全部詰めることはしませんでした。
(普通のおせちも用意しました。)
食べ進んでいっても連日お菓子が補充されるので、結果的に子供たちは大喜びでした。
「halokada vegan sweets lab」(ハル・オカダ・ヴィーガンスイーツ・ラボ)のチョコレート・ロールケーキに
「LasOlas」(ラスオラス)のラズベリームース、「AWAJIヴィーガンスイーツラボ」のヴィーガンマカロンと大盤振る舞いしました。
「だってお正月だし♪」
と好き放題出来て、親子でにっこにこのお正月になり、「これはいい!」と確信しました。
▪️2023年
続いて2023年のスイーツおせち第2弾です。
(2023年は前回の記事でもお伝えしました通り、前年12月に感染症にかかったため、フラフラの状態でした。
「HUGmittenWORKS」のおせちクッキーが無かったら、きっととても寂しいことになっていたと思います。自分で作ったのは、うさぎのミニケーキのみです。
「halokada vegan sweets lab」のケーキは、栗きんとんにあやかってモンブランロールに。
クリスマスに放送された『情熱大陸』が「halokada vegan sweets lab」の岡田シェフ特集だったため、放送数時間前の注文でギリギリ買えたのは懐かしい思い出です。
伝統文化は譲れない!というならば
先ほど少し登場した、「HUGmittenWORKS」(ハグ・ミトンワークス)のおせちクッキー。こちらは実は、おせちの食材が練りこんである、見た目もお味も楽しめるクッキーセットなんです!
こちらは11月中旬に予約が締め切られておりますので、またの機会に思い出していただければ幸いですが、形もお味も本当に「そのもの」が感じられて驚きました◎煮干しの味のクッキーを食べた時には、「煮干しー!!」と家族で大笑いしました。
スイーツおせち、意外といいかも?
我が家の「スイーツおせち」をInstagramで投稿したところ、たくさんの反響をいただきました。
「子供がおせち料理をさっぱり食べないんです。」
「大人もそんなに好きではないけれど、伝統行事として用意していてみんな渋々食べています。」
と言った、悩ましいコメントがとても多く、「分かりますー!」と何件もお返事しました。
1年の始まりに、決して安くないお金を出して用意したおせち料理。
伝統に触れさせたい親心も、家族ウケがいまいちと分かっていても、用意しないのは気が引けるという悩ましさも、痛いほど分かりました。とはいえ、
「急にスイーツおせちなんて勇気が出ないよ。」
「家族が賛成してくれるか分からない。」
というお気持ちもよく分かります。ではここで、軽~く試してみるのはいかがでしょうか?まずは1段だけデザートとしてスイーツの重にしてみて、反応をみてみるのも良いかもしれませんよ。
おせちを食べ終わったら、お重にお菓子を詰めてスイーツおせちにしない?
おせちは終盤に進むにつれて、楽しみが減っていく傾向にあると思います。それならば、食べ終わってからのお楽しみがあれば勢いづくと思うのです。
「お重が空っぽになったら、お菓子をぎゅうぎゅうに詰めよう♪」
「お年玉とは別におこづかいをあげるから、みんなで買いに行こう♪」
「1段目は大人用のおつまみにしようか♪2段目はスイーツね♪」
丁度良いものがお手元になければ、りんごやみかんに顔を描いて詰めて、かわいい果物重にしても面白いと思います。
好きなものをぎゅうぎゅうに詰める為ならば、大人も子供も、きっとお箸が進むと思います。「楽しそうだけど、お重にお菓子を詰めるのは抵抗があるな…」という方は、いつものお弁当箱やお菓子の空き箱に詰めてもOKだと思います。
大事なことは、「楽しい!美味しい!」と思うこと。
そうしたらきっと「またやりたい!今度はあれを入れたい♪」と、次の年末には自然とスイーツおせちが身近なものになっていると思います。
笑顔のお正月に
おせち料理を重箱に詰めるのは、「福が重なりますように」という意味があるそうです。甘くても辛くても、笑顔で楽しめたら幸せな1年の幕開けになると思います。
最後になりましたが、いつもお忙しい中、長い文章をご覧いただきありがとうございます。毎回有難い気持ちでいっぱいになっております。
来年も暮らしやアレルギーのことをみなさまと一緒に考えていけたらと思っております。皆さまどうぞ、良い年をお迎えくださいませ。
鉄道大好き!埃系アレルギーの子鉄長男と、卵・乳製品の食物アレルギーを持つアレっ子次男の母。「ごはんと鉄道」名義でインスタグラムに投稿しております。お茶とお菓子が大好きです。