「食堂いちじく」の名で活動し、料理教室やケータリングで精進料理の魅力を紹介している尾崎史江さん。精進料理のイメージを覆す、ハッとするおいしさと彩りの美しさで、料理業界にもファンが多数!
2/22に主婦と生活社より発売された新刊『食堂いちじくの精進おつまみ』では、「精進」×「おつまみ」という、これまでにないレシピを紹介。野菜たっぷり、手軽さとヘルシーさを兼ね備えた精進おつまみは、毎日の晩酌にも、おもてなしにも、ダイエット中にも役立つ理想のおつまみです!
精進料理って?
もともとは修行僧のための料理であったとされる、殺生と煩悩への刺激を避けた料理。肉や魚介類、乳製品、卵といった動物性の食材は使いません。また、野菜の中でも「五葷(ごくん)」「五辛」と言われる「長ねぎ、玉ねぎ、にんにく、らっきょう、にら」を避けること、植物にも命があり、その尊い命をいただくという考えから、いっさいの食材を無駄にしないこと、といった仏教の理念が根底にあります。
体に優しく、健康をサポートする精進料理は、現代社会においてもますます需要が高まっています。
手に入りやすいいつもの野菜で
年間を通して入手しやすい、野菜やきのこを使って。飲みながらでも作れる、気軽なおつまみをご紹介します。
季節を愛でる旬菜で
春夏秋冬それぞれの旬の野菜には、その時期ならではの力強さやうまみがあります。シンプルに調理するだけで、お酒を誘う一品に!
しみじみおいしい乾物・大豆製品で
精進料理に欠かせないのが、しみじみおいしい乾物や大豆製品。餃子も、ヤンニョムチキン風から揚げもお肉を使わず、それでいて大満足のボリュームと味わい!
漬けものの食感とうまみをアクセントにしたおつまみ
作りおきできる“おかずの素”を使った簡単おつまみ
毎日の晩酌やおもてなしに、小腹がすいたときのおつまみに、おべんとうのおかずに。『食堂いちじくの精進おつまみ』をぜひお役立てください!
著者情報
尾崎史江(おざき・ふみえ)さん
料理家。故郷・岐阜のお寺の厨房で精進料理を学び、旬菜の力強い味わいや香り、乾物の滋味深さに魅了される。現在は「食堂いちじく」の名で活動し、料理教室やケータリング、飲食店のメニュー開発などを通じて精進料理の魅力を紹介。発酵食品やだし、油のコクとうまみを上手に使った料理は、従来の淡白な精進料理のイメージを覆すハッとするおいしさ。季節の移ろいを大切にした、彩りの美しさにも定評がある。
書誌情報
『食堂いちじくの精進おつまみ』
【著者】
尾崎史江
【発売日】
2024年2月22日(木)
【定価】
1760円(本体1600円+税10%)
【ISBN】
978-4-391-16149-6
【発行所】
株式会社主婦と生活社
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