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News / ニュース

オリーブオイルを上手に使って
花粉症対策!
今年は
「調理油と免疫の関係」に注目。
毎日の加熱調理には
オリーブオイルを!

「オリーブオイル健康ラボ」は、オリーブオイルを使った花粉症対策に関する最新コラムを公開いたしました。

今年のスギ花粉の飛散量は2023年よりは減少する見込みとの予想もある一方、大量飛散目安である2,000個/cm2(平方センチメートル)をほとんどの地域で超えるという予測(※1)もあり、早めの対策が有効であることに間違いはありません。

※1) データ提供:NPO花粉情報協会 主要16都市での第1回予測

油の種類と免疫力の関係

花粉症への対策はできていますか?体調管理のためには、毎日口にする食材の質を選ぶことが大切です。花粉症などのアレルギーに「これさえ食べれば予防できる!」という便利な食品は、残念ながらありません。しかし毎日の食生活、特に食事づくりに欠かせない「調理油」の種類に気を配ることで、家族の健康管理を行うことができます。
これからの季節、花粉症などのアレルギーから家族を守る食卓づくりに有効な油は一体何なのでしょうか?

油の種類と免疫力の関係

オメガ6系 リノール酸

必須脂肪酸のリノール酸は、取りすぎると免疫細胞が働きにくくなるといわれています。炎症を引き起こすプロスタグランジンE2(PGE2)やアラキドン酸の生成が増加し、アトピー性皮膚炎や花粉症の症状を悪化させることがあります。オメガ6系の油は、調理に使われるサラダ油や様々な加工食品に使用されており、取りすぎには注意が必要です。

オメガ3系 αリノレン酸

αリノレン酸はリノール酸と同じで必須脂肪酸です。αリノレン酸からはEPA(エイコサペンタエン酸)や、EPAからできるDHA(ドコサヘキサエン酸)ができます。EPA・DHAは(1)で述べた様々な物質の産生を妨害する働きがあります。ただし、非常に酸化しやすいので加熱調理には不向きであり、生食用の油(ドレッシングなど)であるといえます。

オメガ9系 オレイン酸

加熱調理に向いているのはオレイン酸です。一価不飽和脂肪酸のため酸化しにくく、血中のコレステロールを適正に保つ働きもあります。オレイン酸は(1)のアラキドン酸のように免疫系の炎症反応を強める物質をつくりません。αリノレン酸のように加熱に弱い欠点もないので、毎日の調理(焼く・炒める・揚げる)で使う基本の油としては最適といえます。

ビタミンEについて

油分に含まれるビタミンEも花粉症の症状緩和に役立つことがわかっています。ビタミンEは、抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があるため、花粉症の症状を軽減することができます。ココナッツオイルやオリーブオイルなどの健康的な油分にはビタミンEが豊富に含まれています。

エクストラバージンオリーブオイルなら、免疫力アップが期待できる!横山淳一先生が紹介

さらに、オリーブオイルのスペシャリスト・オリーヴァ内科クリニック院長の横山淳一先生は、エクストラバージンオリーブオイルで免疫力アップのポイントを以下のように解説しています。

1. エクストラバージンオリーブオイルが免疫力を強化

エクストラバージンオリーブオイルは抗酸化作用の働きにより免疫力を高めると言われています。オリーブの実を丸ごと絞ったエクストラバージンオリーブオイルには、ポリフェノール類やビタミンEに代表される多種多様の抗酸化物質が豊富に含まれており、身体のいろいろな部位で力を発揮して酸化を防ぐことがわかっています。

2. 酸化されにくいオリーブオイルは、加熱調理に最適

オメガ9に属するオレイン酸がおよそ75%を占めるオリーブオイルは、熱に強く酸化されにくいので調理に最適です。様々な料理にオリーブオイルをふんだんに使う「地中海食」を毎日食べている人たちには、免疫力向上の他にも、美容や糖尿病予防など多くの健康効果が確認されています。脂溶性のビタミン(A、D、E、K)も吸収しやすくなります。

加熱調理に使え、免疫力も高めるエクストラバージンオリーブオイルは、毎日の食卓で家族の健康管理ができる、最強の調理油といえるでしょう。

免疫力を高める、冬の食卓アイデア!エクストラバージンオリーブオイルのレシピ

「オリーブオイル健康ラボ」には、家族の健康を守る、専門家が監修した食材や調理法のヒントを満載しています。エクストラバージンオリーブオイルを使った免疫力アップレシピの一例をご紹介いたします。

横山淳一先生監修
「かんたんオリーブオイル丼で、免疫力アップ!」

オリーブオイル丼

オリーブオイルの「ふだん使い」を毎日の暮らしに取り入れるなら、まずオリーブオイルご飯から始めてみてはいかがでしょうか。温かいご飯にオリーブオイルを軽く混ぜ、醤油を2-3滴たらすと、風味も増しておいしくいただけます。玄米ご飯にするなら、オリーブオイルを少し多めにかけるとパサパサ感がなくなって、しっとりした食感になります。

エリカ・アンギャル先生監修
「キノコの味噌汁×オリーブオイル」ほか

キノコの味噌汁×オリーブオイル

どんな食材とも相性が良いキノコは、免疫力で注目のビタミンDの宝庫です。
冷蔵庫の整理も兼ねて好みの野菜もたっぷり入れて具沢山のお味噌汁にしましょう。
オリーブオイルは「熱に強い」ので、調理のどの段階でプラスしてもOKです。

佐藤秀美先生監修
「毎日の献立に!日本の食卓に合う『エクストラバージン』お料理レシピ」

オリーブオイル焼き魚
野菜たっぷり巣ごもり鍋

DHAたっぷり!エクストラバージンオリーブオイル焼き魚から冬に免疫力最強鍋「野菜たっぷり巣ごもり鍋」まで

Point!

■毎日の食卓に欠かせない加熱調理には、炎症反応を起こさず、免疫系にいい成分も含まれた「オリーブオイル」が最適!

■エクストラバージンオリーブオイルは、香り・辛味が強すぎないミディアム(中ぐらい)の爽やかなものがお勧めです。

オリーブオイル健康ラボとは

オリーブオイル健康ラボ

「オリーブオイル健康ラボ」は、日本人の健康長寿のために日本の食卓に合うエクストラバージンオリーブオイルの取り入れ方を発信していくことを目的に、各分野の専門家の協力のもと、「日本人の健康・美容によい効果」と、「日常の食卓への美味しい取り入れ方」を追及し、情報を発信しています。

Allecolleポイント

身体に良いと言われる油はたくさんありますが、個々の使用方法で適した状態が変わるという点はあなどれません。正しく使い方を知って、健康を目指したいです。わが家はオリーブオイルを中心に調理しています。特に揚げ物を作る時に使うと、カラッと揚がってとても美味しいです。しかも換気扇の汚れが圧倒的に少をないというメリットがあります。(わが家比です)ただ美味しいだけではなく、たくさんの良いことがあるオリーブオイルをぜひ活用してみてください。

※本記事のご紹介内容は、公開日時点の取り扱いラインナップです。最新情報については、メーカーの公式ホームページまたはお問い合わせにてご確認ください。

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