いろんなものに敏感な体質のアレっ子。できるだけ不要なものは体に入れたくないですよね。でも、目に見えないものにまで気を使うことは、忙しい生活の中では正直あまりできないこともあるし、良い対策だとしても手軽でないと続かない…。そもそも『その対策自体、本当に安全なの?』と不安になってしまうのでことだってありますよね。
今回はそんな気持ちのもと、なかなか使用に踏み切りにくい「野菜・果物洗剤」の中から、編集部・Rが実際に使用実験をしてみた「Kararan(カララン)」をご紹介。驚きの結果に”身の毛もよだつ”かも…。ぜひ最後までお読みくださいね。
カラランとの出会い
編集部・Rがこの商品と出会ったのは、2023年9月頭に行われた「GOOD LIFEフェア2023 」にて。可愛らしいスペースがちょっとだけ気になり、一応覗いてみようと立ち寄ったところ、紹介していたのは「〇〇」を原料にした野菜・果物洗剤とのこと…!
使用例の写真を見せていただいて(大変失礼ながら)『…ホンマか? 』と思ってしまいました。また、「〇〇」が原料だけど、特別な加工処理を行っているので卵アレルギーさんでも使用可能ということで、さらに『ホンマか???』と。
※使用可能な理由は記事後半にて。
パッケージはシンプルで可愛らしい。中身はパウダー状の粉。『これで本当に農薬が落ちるのか?!』半信半疑ながらも、『いままで見てきた野菜・果物洗剤よりも安全な雰囲気を感じるのはなぜだろう…いっちょ試してみるか!』と実際に購入&自宅で検証することにしました。
カンタン3ステップ!洗い手順
1、安い葉物野菜を準備
編集部担当・Rの近所には複数のスーパーがありますが、特に業務用の扱いが多く、一つ一つがとても安い、とあるチェーン店があります。偏見ですが、安いお野菜は農薬も使っているでしょうと思い、こちらで手に入れたお野菜についてチェックします。今回は野菜の洗いやすさ踏まえ「ほうれん草」を使用しました。
※我が家は大きなボウルがないため、一旦サッと水洗いで泥を落としてから洗いやすい大きさにカットしました。
2、水道水にKararanを入れて混ぜます
野菜を入れても溢れない程度の水を入れたら、「Kararan」の蓋を開け、ひと振り入れます。サッという感じで大丈夫です。
※目安は1L〜2Lに対して約3g。
※『こんなに少ない量で大丈夫かしら』と不安になりますが、ほんの少量でもしっかり洗えます。
※なお編集部・Rは説明書きをよく読まない女なので、実験時、手順を間違えて(野菜をつけてから「Kararan」を入れて)おりましたが、特に問題はありませんでした。
3、3分置きます
野菜を入れます。葉もの野菜はできるだけばらけるようにし、軽く押し沈めるようにすると水がまんべんなく行き渡ります。そのまま3分、漬け置きます。
3分後、水を流し軽くすすぎ洗いしたら完了です。
『何よ、この”◯”浮き…』驚愕の結果とは
では検証結果です。画像は3分漬け置きした直後の状態です。白く見えるのは「Kararan」の粉ですが、水面付近に”油”のようなものが浮いているのが見えますでしょうか…。
『野菜から油?なんで?』と思い、何度かいろんな角度でやってみたものの、同じような油浮きが見えました。気のせいではないようです…。
このあとすすぎ洗いし、お味噌汁にIn。料理後の味や野菜の状態の変化は特に無く、美味しくいただけました。味覚が繊細な方はもっと違いがわかるかもしれません。
※なお、別日に柿を同様に洗ってみましたが、同じような油浮きを確認できました。(粉を多めにいれるとより油分が見やすくなった印象です。)
「Kararan」って一体何なの??
「Kararan」が驚異的な野菜・果物洗剤だというのはおわかりいただけたかと思います。…が、『そもそも「Kararan」って何なの?』というのは気になりますよね。
実は自分この商品、【卵の殻】が原料になっているんです!
間違えないでいただきたいのは、卵由来ではなく【卵の殻】由来です。『それって卵アレルギーの方は使えないってこと?!』…というのは私も思いました。正直、話半分にブースを立ち去ろうかなとも思っちゃいました。ですが、『こういう時に”決めつけ”は良くない…一応話を聞いてみよう。』と説明を受けると、なんと、卵アレルギーさんでも使用可能だということだったのです!
どうして卵の殻からできているのに卵アレルギーさんでも使えるの?
後日、メールにて担当の方に質問をぶつけてみたところ、以下のご回答をいただきました。
『「Kararan」は1000℃以上の温度で長時間焼成(しょうせい、注)をしているのですが、その過程で有機物(注)が排出され、 卵アレルギーの原因である卵タンパク質も燃え尽きてしまうため、卵アレルギーの心配が無くなるという仕組みとなっております。
ちなみに、焼成する前と後で重さも 変わりまして、焼成する前は100gだった卵の殻が焼成後は52g程になるんです。そのことから、卵の殻は”48%が有機物・52%が無機物”であることもわかっているんですよ。』
※注)焼成(しょうせい)とは「原料を分解する、硬度を増す、色調を整えるなどの目的で、原料や半製品を加熱すること」(引用:Oxford Languages)。
※注)有機物とは生物に由来する物質のこと。無機物とは生物由来ではない物質のこと。
つまり、超高温の焼却技術により卵アレルギーの原因成分も無くなり、そのあとの物を商品として利用しているから問題ないということなんですね〜!データも出ているからより安心感がありますね◎
少しでもピュアな物をいただこう!野菜・果物洗浄のすゝめ
いかがでしたか?今回は卵の殻由来の野菜・果物洗剤「Kararan」 を使ってみた結果をご紹介しました。目に見えないものだからついつい見過ごしてしまうけれど、敏感な体質のアレっ子だから、少しでも健康リスクは減らしたいところ。もしこの商品が気になったら、下のリンクから公式HPを覗いてみてくださいね!