9月1日は防災の日。みなさんの防災用品の準備はいかがですか？防災の日は防災備蓄の内容を確認する絶好のタイミング。防災時の食品は『防災食』または『レスキューフーズ』という名称で商品を検索することができますが、昨今はキャンプの「サバイバル飯」としても使えると注目度が上がっているんですよ。
実は近年、起きている大規模自然災害が、多くの方の防災意識を変える大きなきっかけとなっています。避難所では「自分が食べられるものは備蓄されていない」「誰もが食べられる備蓄を準備していなかったから食事を取れない方が出てしまった」という状況に初めて直面し、はじめて食の多様性に対峙。
今では、アレルギー対応の防災食を備蓄している学校や病院、企業が増加傾向にあるだけでなく、自治体主導で小麦備蓄ではなくお米備蓄に切り替えていく流れも起こっているそうです。
そんなお話をお聞かせくださったのは、食物アレルギー特定原材料等28品目不使用で貝類も不使用、さらにヴィーガン認証＆ハラル認証も獲得した防災食を提供する「The Next Dekade」ブランドを展開している「グリーンデザイン＆コンサルティング」。今回はAllecolle編集部が代表にお会いし、商品開発に至るまでのエピソードやこだわりポイント、今後の展開などをお伺いしてきました。
グリーンデザイン＆コンサルティングとは？
株式会社グリーンデザイン＆コンサルティングは、【みんなの保存食®️】を掲げ、すべての人が安全に美味しく食べることのできる画期的な防災備蓄用保存食を企画販売されている会社。保存期間が7年・10年という“超”長期保存を実現しながら豊富なレパートリーの商品を提供。レトルトパウチ製品で安心安全・調理不要・アレルギー28品目に対応・ハラール認証取得・30言語の多言語対応・幅広い温度対応（−20℃～80℃）と備蓄に嬉しい機能性を詰め込んでいることから、防衛省、外務省、厚生労働省などの官公庁、東京都や大阪府をはじめ全国340以上の自治体、成田・羽田空港、新国立競技場等の大型施設・企業・学校・病院に多数採用。国内外4社の自動車メーカーに車載備蓄用として採用されている他、アジアへの輸出も行われているそうです。
〜直近の受賞歴〜
2022年：一般社団法人 防災安全協会による「災害食大賞© 2022」のレトルト部門にて「最優秀賞」
2023年：一般社団法人 防災安全協会主催「SDGｓ・災害食大賞©2023 SDGs取組部門」にて【サステナブル防災システム】が「優秀賞」
始まりは3.11。幼なじみからの一本の電話が運命を変えた。
もともとハイブランド品などの輸入販売業を営んでいたという笠（りゅう）代表。仕事柄アメリカ在住の経験もあり、英語は堪能。
「3.11が起きた時は東京に戻っていました。都内のあらゆる店から物資が一気に無くなったことは皆さんの記憶にも残っていると思います。未曾有の都市災害の中、何百人という生徒を抱える学校は想定外の状況になりました。これにより、いままでの防災対策意識を大きく変えることとなったそうです。
震災が起きてからまもなく、中学の親友から着信がありました。彼は当時、都内にある中高一貫校で教頭を務めており、3.11発生時の防災対策の至らなさを痛感したと話していました。」
「3.11の際は安全を考慮して子どもたちを学校に泊めたものの、宿泊が伴うほどの災害を想定していなかったことからベッドになるような防災グッズの用意がなく、みな床に寝ていたような状況でした。後日、保護者からも防災準備の見直しを求める意見が出てきたため、学校としても災害時に使えるベッドを用意したいとので探して欲しい…という相談でした。
この話を聞いて、私はこの学校向けに、導入しやすい価格帯の災害時に使える寝袋を、いままでの輸入業の知見を駆使して探し納品しました。後にこの寝袋は多くの学校で採用されることとなりました。
また、防災食としては小麦・ごまでできている「カンパン」程度しか備蓄がなく、子どもたちはカンパンほど硬い食べ物に慣れておらず、かつ素朴すぎる味わいも相まってあまり受け入れてもらえなかった。このカンパンの話はとても印象的に残っており、「困っている方がそこにいるなら、自分にも何かできないか？」と居ても立っても居られず、いままで全く経験のなかった防災食業界に足を踏み入れることとなりました。」
美味しいだけじゃだめ。”取り残さない”食が必要だった
そしてまず作ったのが、当時3年から5年が主だった保存期間を小学校・中高一貫校で在学中に入れ替えをしなくて済むよう6年の保存期間の美味しい防災食の開発に取り組み、多くの学校などに採用されました。ですが、これには卵や乳製品を含むラインナップが入っていたので『食物アレルギーを持つ子どもたちでも食べられる保存食ができないか』というコメントが小さなお子様を預かっている施設側から返ってきたのだそうです。
「食物アレルギーを持つ子は全体の1~2%程度だけど、その子どもたちを置いていくような備蓄内容にはできない。求められていたのは『誰もが食べられて、かつ美味しい【みんなの保存食®️】』だったのです。
世の中の市販品には一部のアレルゲン（主に特定原材料7品目）に対応しているアレルギー配慮食品も多くありますが、アレルギーの種類は多岐にわたるし、人によって程度も違う。であれば食物アレルギー特定原材料等28品目は”最低でも”対応しなければならないだろうと考えました。」
「そこで我々は製造会社を検討し、20数年前から防衛省向けに長期保存水・長期保存食を納入するグリーンケミー社とタッグを組んで、一般のお客様へ提供するための製品の商品の企画、パッケージのデザイン等を手掛けてマーケティングを展開しております。グリ－ンケミー社の製品は長年培ったレトルト加工による長期保存食の実績を擁しており、秋田にあるアレルギー対応食品専用の工場（コンタミネーションの起きない工場）へ、食物アレルギー特定原材料等28品目不使用の保存食の製造を依頼。さらに”貝類もアレルゲンとして外すべき”と判断し、『食物アレルギー特定原材料28品目＆貝類不使用』の保存食を提供するようになりました。」
◉ピックアップ商品情報
▫️7年保存食3日分セット Completed Version2（食物アレルギー特定原材料等28品目＆貝類不使用）
レトルト加工された米粉クッキーとレトルト食品、そして硬度0の保存水の組み合わせ。
7年保存の「アレルギー対応」食品セットです。
【内容】※原材料情報はリンク先よりご確認くださいませ。
・7年保存米粉クッキー×3袋 (プレーン味・にんじん味・紫いも味)
・7年保存レトルト食品×6袋
(五目ご飯・わかめご飯・トマトリゾット・カレーピラフ・コーンピラフ・
ホワイトシチューリゾット)
・7年保存水500㎖×3本
※重量(1箱)：3.5kg サイズ233×205×170mm
【外箱】
・入数：4箱
・重量(1ｹｰｽ4個入)：15.2kg
・サイズ490×435×197mm
＜こちらにも注目！＞
デザインにも造詣が深い笠代表。この保存食セットに使用されているメインの2色にはこだわりがあり「ブルー」「ピンク」を採用しているのだそうです。アレルギー対応のグッズは奇抜な色だったり、シンプルすぎるデザインだったりしてテンションが上がりにくいですが、こんな可愛らしいパッケージですと嬉しくなりますよね♡
課題は原材料だけじゃない。実はネックになっていた「賞味期限の壁」
食物アレルギー対応以外にも課題はまだありました。保存可能期間の問題です。
「それまでに製造されていた防災食の一般的な賞味期限は5年。冒頭でもご紹介した5年以上、人々を預かる施設（例えば小学校・中高一貫校など）では、5年で防災食を買い替えるにはタイミングが合わせにくい。早めに買い替えるか、賞味期限切れになって破棄していました。なお、賞味期限が切れた防災食はメーカーが引き取ることはできず”産業廃棄物”になってしまうため、廃棄するにも膨大なお金がかかります。また、昨今フードロス問題が叫ばれている今、廃棄される食を減らす取り組みはメーカーとして行う必要のある重要な課題でした。（SDGs17の目標のうち12番目のゴール「つくる責任、つかう責任」に関わります。）」
「当社の商品は7年保存と10年保存の製品がありますが、7年保存の製品は製造から8年以上、10年保存の製品は11年半の賞味期限で製造しております。これにより、賞味期限に大きなゆとりを持たせることとなり、例えば中高一貫校であれば中学1年生の時に購入・ストックした防災食を高校３年生の卒業時にそのまま持ち帰ってもらうことができるだけでなく、卒業後も賞味期限が残っていることから食べていただくこともできるようになります。
さらに弊社では、自治体や企業などの大口の入れ替え時に廃棄されることが多かった保存食を寄付に回すことで社会貢献し、サスティナブルな社会実現に取り組むリユースシステム【Sustainable防災System】（サステナブル防災システム）を推進。この取り組みを通じて保存食の廃棄を減らし、国内外の必要とされてる人や地域に循環できる仕組みの拡充を、有識者と一丸となって取り組んでいます。」
◉ピックアップ商品情報
▫️長期保存おかずシリーズ（７年保存）
【内容】※原材料情報は上記リンク先よりご確認くださいませ。
・とり筑前煮
1袋：1個(120g) 製品サイズ150×200mm
1ｹｰｽ：50袋 重量7kg ケースサイズ412×210×168mm
・牛丼の素
1袋：1個(140g) 製品サイズ150×200mm
1ｹｰｽ：50袋 重量8kg ケースサイズ392×210×170mm
・まるかじりチキン
1袋：1個(60g) 製品サイズ140×160mm
1ｹｰｽ：50袋 重量4kg ケースサイズ392×210×145mm
・白飯
1袋：1個(230g) 製品サイズ160×20×190mm
1ｹｰｽ：50袋 重量13.5kg ケースサイズ490×275×220mm
意外に気づかれていない「保存保管温度」。自動車メーカーも認めた”耐温度力”
食べ物を購入するとラベルに必ず記載がある「保存方法」。防災食にももちろん記載があり「直射日光を避け冷暗所で常温保存」などといった内容。しかし、保管する場所は自宅や冷暖房が完備された施設内とは限らない…。当社の製品も直射日光は避けていただく必要がありますが、特に夏の暑い日や冬の寒さが厳しい自動車内の過酷な状況でも、品質を落とさず食べられる商品であることも必要だった、と笠代表。
「大災害が続く中、大手自動車メーカー各社は車載用の防災キットを製作するようになりました。ですが、防災「食」については”常温保存”の商品しか無く、キットの中に入れられるものがありませんでした。高温にも極寒にも耐えられるスペックを持つ防災食は無く、弊社商品はマイナス20度から80度まで耐温度域が検証されており、車にも問題なく積み込んでいただけるスペックを持ち合わせている商品です。現在は国内ならびに海外自動車メーカーの非常用きっとにご採用いただいております。」
◉ピックアップ商品情報
▫️Driver’s Gardian Evo（７年保存）※原材料情報はリンク先よりご確認くださいませ。
【内容】
・７年保存水（500ml）
・７年保存レトルトクッキー
・７年保存レトルトパン
・７年保存レトルトおかず
・７年保存レトルト食品
・ファイアレスヒーター
＊以下は詳細は商品リンクをご確認くださいませ＊
・ハンディトイレ
・除菌ウェットシート
・ポケットティッシュ
・LEDライト
・単四電池
・アルミシート
・軍手
・ナイロンナップザック
・クーラーボックス
・ケースサイズ 重量：381×258×h271mm 約6.5kg
外箱サイズ 重量：399×276×h300mm 約7.5kg
入り数：1
＜こちらも注目！＞
このセットに入っている「ファイアレスヒーター」が実はものすごく画期的なグッズ！
火を起こせるグッズや環境でなくても、ファイアレスヒーターのセットと少しのお水さえあれば、簡単に加熱調理ができるんです。最高加熱温度はなんと約100度！調理中はやけど注意です。
先日、編集部Rが電気・ガス・水道のない場所でキャンプを行った際に使用し、ものの20分ほどで暖かいカレーを食べることができ、その便利さにおののいた商品です。
防災食を必要とする方は日本人に限らず。在日外国人やインバウンド（外国人旅行客）にも対応した超多言語対応
日本にいると、日本語話者が圧倒的に多いので、つい日本語が母国語ではない方々のことを見落としがち。この記事を書いている編集部Rも海外旅行で韓国に行った際、空港を出た瞬間から”英語の表記も少なく右も左もみんなハングルだらけ！”の世界に飛び込み、知らない言語の中で過ごすことがいかに不安かを体感したことがあります。その一方で、日本で暮らしている海外出身の方や旅行者の方も同じような無力感を感じているのかも、と思うことがありました。
普段の生活の中でもこのように感じるのですから、災害時はより不安が増すことでしょう。ですが、こちらの会社の商品は、パッケージ裏面についているQRコードを読み込むと、なんと多言語での案内ページを表示でき、自分が母国語とする国の国旗ボタンを選択することで、その国の言葉に翻訳された商品説明を読めるようになっているんです。
これに関して笠代表は「例えば来日時に被災して避難所で渡された防災食が、せっかく食物アレルギー特定原材料等28品目不使用やハラール認証の取得商品である製品でも、そのスペックが確認できないと、この防災食は食べられるかわからないですよね。弊社商品は現在30言語に対応しているので、このような”わからない”にも対応できます。ちなみに30言語は日本在住外国人の使用言語の約98.5％に相当するようです（近しい言語も数えれば約99％をカバーしていることとなります）。今後もさらに対応言語を増やしていく予定で、国内の方だけでなく、海外の方にも”長期保存食”について認知していただきたいと考えています。」とコメントされていました。
◉ピックアップ情報
▫️多言語一覧ページ：詳しくはこちら
誰もが簡単に、自分に合わせた食べ方ができるように。
笠代表は、特にお米の商品についてもこだわりがあるとお話しくださいました。
「防災食にて主食となるものは、おこめ（ご飯）・クッキー・パンが挙げられますよね。クッキーやパンは調理がいらない食べ物ですが、ご飯に関しては、一度炊いたものをアルファー化した“アルファ化米”が広く採用されてきましたよね。確かにお湯で作ることができれば美味しいごはんですが、お水もお湯もなかったら作れないという”条件”がついている点が課題でした。そう、防災食は”パウチを開けたらすぐに食べられる”ものでないと実際の現場では困ってしまうのです。」
また、食事をする環境はいつでも安定した場所であるとも限りません。瓦礫の中や自然の中のわずかなスペースで食べることもあり得るのです。さらに、一人ではない可能性もあります。小さなお子さまのお世話をしながら、介助が必要な方をサポートしながらという状況であることもあります。そして、自分自身が怪我をしてしまうことだってあります。日常と同じ状況で食事が取れない想定をしておかないと、いざという時にとても不便です。そんな時のために弊社のごはんシリーズは「スタンドパウチ」を採用しています。底を広げるようにすれば自立できるのが特徴です。
弊社のリゾット製品は“柔らかめ”に作ってあります。離乳食や介護食までを備蓄することが難しいと考えるからです。弊社の製品は”開ければすぐに食べられる調理不要の製品”ですので、小さなお子様から年配の方まで幅広い年齢増の方にも食べやすい製品となっています。ごはんシリーズをはじめ弊社製品は現在、全国1724ある自治体のうち347の自治体が採用してくださっています。」
◉ピックアップ商品情報
▫️7年保存レトルト食品（特定原材料等28品目＆貝類不使用）
【ラインナップ】※原材料情報は上記リンク先よりご確認くださいませ。
・わかめご飯
・トマトリゾット（＊代表おすすめ＊編集部も試食させていただきましたがケチャップのような甘みがあり世代を問わずいただける味だと思いました！）
・コーンピラフ
・カレーピラフ
・五目ご飯
・ホワイトシチューリゾット（＊代表おすすめ＊子供たちにも人気度が高いそうです！）
【内容】
・内容量：230g 製品サイズ160×190mm 包材形状：スタンドパウチ
・付属品：スプーン(1袋に1本)
・ケース入数：50袋 重量13.5kg サイズ490×275×220mm
【新食品情報】さらにアレルギー配慮食が登場！ヴィーガン対応も◎
①7 年保存米粉パン（食物アレルギー特定原材料等28品目＆貝類不使用）
こちらは2023年1月31日に発売を開始した、７年保存に対応した米粉パン。
賞味期限は8年6ヵ月、食物アレルギー特定原材料等28品目及び貝類不使用、ハラル認証取得済。
秋田県産米粉にて製造、耐温度域－20℃～80℃で車載備蓄を可能にしています。
レトルト加工（加圧加熱殺菌）をしているため長期保存を実現。日本アジアハラール協会認証も取得し、食の多様性にも配慮。パッケージ裏面には英語表記を併記しているほか、30ヵ国語の多言語対応二次元コードもついているため、様々な国の方が商品の詳細を確認して選べるようになっています。
【内容】※原材料情報は上記リンク先よりご確認くださいませ。
・1袋：2個(76g) 製品サイズ160×180×50mm
・1ｹｰｽ：50袋 重量5.6kg ケースサイズ520×460×200mm
※2023年8月末現在、プレーン味のみ。10月以降ラインナップ拡充（詳細後述）
②7年保存野菜コンソメスープ（食物アレルギー特定原材料等28品目＆貝類不使用）
続いては2023年7月に販売を開始した「7年保存野菜コンソメスープ」。
災害時の避難生活が長引くと、ビタミン類の不足で口内炎や便秘といった症状に悩むことも出てきます。そんな災害時の健康維持に役立つ商品として誕生した、野菜の栄養満点のスープです。
賞味期限は8年6ヵ月、食物アレルギー特定原材料等28品目対応であるだけでなくヴィーガンにも対応した栄養機能食品です。
（編集部Rは2023年4月に行われた展示会で初めて試飲し、アレルギー対応で且つヴィーガン対応でもあるとは信じられないくらい濃くしっかりとした味わいに驚き、この商品をきっかけにインタビューをオファーさせていただいたという経緯もあります。）
調理方法はいたってシンプル。1包の粉末を、150CCのお水またはお湯で溶かすだけ。各種ビタミン（A・B1・B2・C）の他、葉酸や鉄分などが高い充足率で摂取頂けます。
お味は、コンソメと野菜の旨味がしっかりと感じられる口当たりの良いスープです。
米粉パンとの相性抜群！ごはんやパンを浸して食べれば、食欲がない時でも食べやすくなりますよ。
【内容】※原材料情報は上記リンク先よりご確認くださいませ。
・1袋：3個 (40.5g) 製品サイズ120×180
・1ｹｰｽ：50袋 重量2.8kg ケースサイズ325×240×172mm
直近の最新情報について
「9月1日（金）〜3日（日）に東京ビックサイトで開催される朝日新聞主催の「GOOD LIFEフェア」、同じく東京ビッグサイトにて9月6日（水）〜8日（金）開催の「ギフトショー」に出展します。もしご都合がよろしければ足をお運びください。今回ご紹介させていただいた商品の実物を展示させていただきます。また、ご試食も用意しておりますので、気になる商品がございましたらまず一口味わっていただき、まずは美味しさをご体感いただけたらと思います。
また、2023年10月には食物アレルギー特定原材料等28品目＆貝類不使用の米粉パンにストロベリー味とココア味が発売予定です。お子様にもより受け入れていただける味に仕上がっているかと思います！さらに食物アレルギー特定原材料等28品目不使用のレトルトカレー商品も10月に登場予定ですので併せてチェックいただけますと幸いです。他にも楽しみにしていていただきたいお知らせがたくさんあるので、今後の最新情報にもご期待くださいませ。」
最後に：Allecolleをご覧のみなさんへ
インタビューの最後に笠代表よりコメントをいただきました。
「たくさんご紹介させていただきましたが、まずは皆さんに私たちが心を尽くして作った商品を知っていただき、そして、食べてみていただきたいのです。そして、率直なご意見をお聞かせいただきたいです。
アレルギー対応商品をご提供してはおりますが、私自身はアレルギー体質ではないため至らない部分も多く、有識者の方にはアドバイスをいただいているものの『もっとこうしてほしい！』『こんな商品も作ってほしい！』という当事者の皆様の”生のお声”や”アイデア”をぜひ教えていただきたいのです。
私事、かつては全く別分野の仕事をし、一般的に言われる定年の年齢を超えた身ではありますが、現在の防災食の取り組みはいままでの仕事では感じたことのないやりがいと大義を感じています。残りの人生をかけて、国内はもちろん海外の方まで、美味しくて便利、そして誰も取り残さない【みんなの保存食®️】を届けていきたいと思っております。
より多くの皆さまのお役に立てる商品開発ができるよう、たくさんのご意見をお待ちしております。」
夏の終わりには防災準備の見直しを！
いかがでしたか？今回は超長期保存の防災食ブランド「The Next Dekade」を提供しているグリーンデザイン＆コンサルティング代表・笠さまへのインタビューをお届けしました。徹底的に”誰も取り残さない”こだわりの【みんなの保存食®️】への熱意とエピソードはどれも魅力的の一言。
防災の日を機に、「何を買えばいいかわからない…探している時間もない…」という方は、「7年保存食3日分セット Completed Version2」から検討してみるといいかも。新学期の始まりとと共にご家庭の防災グッズの見直し・入れ替えをしてみてはいかがでしょうか？
