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春の嵐・子鉄長男の小学校デビュー

by Red.S

こんにちは。鉄道大好き!ハウスダストアレルギーの子鉄長男と、卵・乳製品の食物アレルギーを持つアレっ子次男の母・ごはんと申します。

暮らしの変化を迎える方が多い4月。今回は、この春6年生になった鉄道大好きキッズの長男(以下子鉄長男)の、小学校入学時のお話です。

絵に描いたようなピカピカの1年生だった子鉄長男の登校初日。まさか悲鳴をあげることになるとは思ってもいませんでした。

うきうきの小学校入学前

by Photo AC

幼い頃からよく食べ、ずんとした骨太体型だった子鉄長男。幼稚園も大好きで「少しでも長く居たいから」と延長保育を利用しては朝から夕方まで駆け回っている、体力に自信のある元気な子でした。

小学校入学前の心配事といえば、朝起きられるかどうかくらい。青いランドセルを購入し、親子揃って入学を心待ちにしていました。

玄関に倒れている‼

入学式を終え本格的に始まった小学校生活。最初のうちは、私も一緒に途中まで登下校しておりました。

忘れもしない、通常登校初日。当時2歳のアレっ子次男を抱っこ紐に入れて迎えに行き、合流した子鉄長男と楽しく話しながら帰宅。私は先に玄関に上がり、眠っていた次男を奥の部屋に下ろし…。改めて「おかえりー!学校楽しかったー?」と、聞きながら玄関に戻るとそこには、ぽんっと脱ぎ捨てられた靴とランドセルの横に倒れている、子鉄長男の姿が!

「〇〇(長男の名前)ーーーーーーーーー!?」

と叫んで駆け寄ると…、

by illust AC / erimaru

なんと彼は、疲れ切った顔でスゥスゥと寝息を立てていました。

慣れない小学校で精神力を使い切ったのでしょう。泥のように眠っていました。

それから半月ほど、帰宅後玄関でバタリと眠ることがありました。また、その後も1年生の間は、度々帰宅後お昼寝をしていました。そんな状態だったからか、3年生頃までは放課後は家でのんびりすることが好きな様子でした。(新型コロナウイルスが2年生の終わりから流行したこともあって)放課後友達と頻繁に遊ぶようになったのは4年生になってからです。

とにかくのんびり作戦

by PIXTA(画像はイメージです)

気力が枯渇した状態で、くたくたに疲れて帰宅してくる子鉄長男。朝までに出来る限り回復させてあげたいと思い、帰宅後はなるべくのんびり過ごすことが出来るよう心掛けていました。

お昼寝から目覚めても、大好きな鉄道模型のプラレールで遊ぶ元気さえなく、ソファーでごろりと横になってはテレビで鉄道番組やEテレをぼーっと眺めていました。心配ではありましたが夕ご飯はしっかりと食べられたので、安心したことを今でも覚えています。

夜眠る前には、その日を一緒に振り返りながら、
「学校でそんなことやったんだ。頑張ったんだね。」
と労ったり褒めたりしていました。

そのうち、お昼寝が減っていきプラレールで遊びだし、Eテレの番組のダンスを私と一緒に踊りだし、夕飯時もぼんやりしにくくなっていきました。

1年生から6年生になった子鉄長男は…?

へとへとになった子鉄長男の姿を見て、「いまどきの小学校はそんなにハードなのかな?」と不思議に思っていましたが、ある日、学校での子どもたちの様子を見てみて納得しました。

というのは、学年が下のお子さんほど”全力投球で過ごす”傾向が見られたからです。休み時間になると、全力で校庭に飛び出して全力で駆け回り、チャイムを聞いて大慌てで戻っていきます。もちろん、穏やかに過ごしているお子さんもいましたが、子鉄長男の場合は真逆。剛速球の言葉や態度がお友達とぶつかり合うことも日常茶飯事!泣いたり怒ったり…もう、感情も大忙しでした。

一生懸命で愛おしくもありますが、当の本人達はアクセル全開で過ごしており「これは疲れるわけだ」と思いました。

6年生になった子鉄長男はというと、相変わらず休み時間になると全力で走り回っていますが、体力が増えた分、帰宅しても元気いっぱいです。友達と話す姿も穏やかで、放課後は友達と遊ぶことに一生懸命の毎日を過ごしています。

穏やかな陽ざしの中で

by Photo AC

春は“うきうき、そわそわ、ドキドキ”など、落ち着かない言葉で表現されることが多い季節。様々な変化に心を躍らせたり、震わせる一方で、四六時中眠かったり花粉や寒暖差に悩むこともあります。季節性のアレルギーを発症することもあり、穏やかなイメージとは裏腹に心も体も「ゆらぎ」がちな季節だと思います。

今回の記事が、みなさん自身や身近な方が「春」を上手に過ごせる方法探しのきっかけになりましたら幸いです。

そして、遅ればせながら、入園・入学を迎えられたお子さんと保護者の皆様に、お祝いと応援の気持ちを添えさせていただきたいと思います。

ご入園・ご入学、おめでとうございます。